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下を向くな。やらなきゃならないことがあるんなら前だけ見てろ

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決闘!

   ~草原~
先手は不良グループだった。
2人同時で撃ったが、全然だった。

「その程度か。自分で言うほど強くはないなぁ」

「よそ見してんじゃねぇぞ」

言葉と同時に幹部Aとボスが撃った。
2人とも正確だった。
しかし、クリンは刀を抜いていた。一つははじいてもう一つは2つにした。

ボ「やるじぇねぇかまぁこうじゃないとおもしろくな・・・・!」

ボスがうるさいことをたらたら行ってる間に、
幹部Dを銃で殴って、気絶させていた。

ク「あと4人。」

A「てめぇ殺したな?」

ク「単なる気絶だ、2時間もたてばすぐ戻る、次」

クリンが初めて撃った。ボスをねらって。
ボスはよけた。が、後ろの木に当たった。
そのとき、その木が燃えだした、銃に、仕掛けがしてあったのだ。
あっけにとられている幹部Cを殴った。

ク「あと3人」

ボ「ほぅ結構やるじゃねぇか、だがあとが問題だな。」

A「俺たち3人は倒れたやつよりもっと強い」

ク「は?そんなのやって見なきゃわかんねぇじゃん」

ついに3人が同時に撃った。クリンが持ってる武器は銃と刀。
一度に防ぐのは無理だろう。と、不良グループは思っていた。
が、クリンが一発撃った。その一発が弾に当たって、はじけた。
そのはじけた弾が、また飛んでくる弾に当たって、はじけた。
もう一発は、刀で、はじいた。

B「すべてかわしやがった!」

ボ「こいつできる」

ク「もう遅い」

ついにBを殴った。

ク「あと2人」
ク(ここで状況を整理しよう、まずボス、あいつは弾を結構持っている、
  体術に長けていて見かけによらず素早い
  そしてA。たぶんボスをのぞいた4人の中で一番強いんだろう。
  しかも冴える。何より弓を持っている、毒でも塗ってあったらまずい   そしてオレの武器は、刀、銃 のみ。
  まぁ勝てない相手じゃないな。)

ク「おい降参しろ、もう勝負は見えてる」

ボ「は?ここで引くわけないじゃん」

ク「じゃあ容赦はしねぇ」

Aがついに矢を撃った。ねらいが正確だったからよけるしか無かった。

ク「!!!」

そのときクリンは矢の後ろに糸があるのに気づいた。
そしてクリンがよけた方に矢が曲がった。

A「これがオレの最大の技、『砕々牙』。これを破ったやつは一人もいねぇ
  しかもこの糸は特殊で刀でも早々には切れねぇ
  そしてなんてったってこのスピード、銃ではねらえねぇ」

ク(なんだこいつホントにただの不良か?)

A「さぁどうする?すぐ疲れてくるぜ?」

ク「しかたねぇけどやるか」

撃った。しかも右肩。これで操れない。

A「ぐぁぁぁぁ!」

ボ「オレを忘れてもらっちゃ困るな」

なんとボスも持っていた、あの砕々牙とかなんとか言うやつを。

ボ「オレのは少し違う、スピードがもっと速い。
  名付けて『砕々牙 極(さいさいが きわめ)』だ」

ク(あんまりかわんねぇ)

ク「っていうか意味無いじゃん右肩撃っちゃえば。」

ドォーン。撃った。が、まだ矢は向かってくる。

ク「なに?」

ボ「残念だったな、よけさせてもらった、しかも左利き」

ぐさっ

ついに刺さった。毒は塗って無いようだった。

ク「早い分結構いてぇな」

ズボッ

引き抜いたときはもう次の矢が撃たれていた。

                      続く

  


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